■ ID
| 1390 |
■ 種類
| 学会発表 |
■ タイトル
| わが国バックグラウンド域におけるPM2.5中炭素系粒子の観測
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■ 著者
| 兼保直樹
(独)産業技術総合研究所 村山昌平
(独)産業技術総合研究所 佐川竜也
島根県保健環境科学研究所 田部貴大
島根県保健環境科学研究所 野口泉
北海道環境科学研究センター 原圭一郎
福岡大学 林政彦
福岡大学 島田幸治郎
東京農工大学大学院 長谷川就一
埼玉県環境科学国際センター
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■ 出版元
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■ 出版年
| 2011 |
■ 誌名・巻・号・年
| 日本エアロゾル学会第28回エアロゾル科学・技術研究討論会、平成23年8月27日 |
■ 抄録・要旨
| 元素状炭素(EC)や有機炭素(OC)といった炭素成分は、燃焼起源エアロゾルのトレーサーとして、またバックグラウンド地域においては大気汚染あるいはバイオマス燃焼の影響を受けた気塊の到達の検出を示す成分である。そこで、バックグラウンド地域を含む国内数地点におけるEC、OC、炭素安定同位体13Cを測定し、動態を考察した。福岡と福江島のECを比較すると、両地点の濃度差は春季に小さく、夏季に大きくなる傾向が見られた。春季は、福江島は福岡の1/2程度であることが多く、都市部でもバックグラウンド(長距離輸送)の寄与が大きいことがわかった。また、データ数が少ないが4〜6月の13Cの測定結果は、自動車排ガスや石炭燃焼の寄与があることを示唆していた。
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